川島緑の研究紹介
英文研究成果はこちら
『多文化交流のなかのイスラーム:東南アジアの写本美術、物語、装いから ―2013年10月19日NIHU「イスラーム地域研究」主催国際シンポジウム講演記録―』
川島緑(編)、(SIAS Working Paper Series 24)、上智大学アジア文化研究所・イスラーム研究センター、2015年
https://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/past/MMES/achievement/siaswps/siaswps24.html
『マイノリティと国民国家 ―フィリピンのムスリム』
川島緑(著)、(イスラームを知る 9)、東京:山川出版社、2012年
https://www.yamakawa.co.jp/product/47469
『東南アジア・イスラームの展開 ―知の革新と伝達の諸相―』
(SIAS Working Paper Series 9)、川島緑(編著)、東京:上智大学アジア文化研究所・イスラーム研究センター、2011年
https://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/past/MMES/achievement/siaswps/siaswps09.html
『防衛研究所所蔵 日本のフィリピン占領関係史料目録』
川島緑(編著)、東京:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、1994年。
http://repository.tufs.ac.jp/handle/10108/119855
「フィリピンにおけるムスリム政治運動の変容―武装闘争と政党政治」
久志本裕子・野中葉(編著)『東南アジアのイスラームを知るための64章』明石書店、2023年、219-223頁
https://www.akashi.co.jp/book/b624319.html
「フィリピン南部ミンダナオのイスラーム教育の変容―イスラーム写本とズンバ」
久志本裕子・野中葉(編著)『東南アジアのイスラームを知るための64章』明石書店、2023年、269-273頁。
https://www.akashi.co.jp/book/b624319.html
「ドモカオ・アロントとサラマト・ハシム―フィリピンのムスリム知識人」
久志本裕子・野中葉(編著)『東南アジアのイスラームを知るための64章』明石書店、2023年、352-356頁。
https://www.akashi.co.jp/book/b624319.html
「ミンダナオの写本からみるイスラーム化」
『FIELDPLUS』(フィールドプラス)28号、2022年7月、8-9頁。
http://repository.tufs.ac.jp/bitstream/10108/120317/1/field-28_p08-09.pdf
「「東南アジアのキターブ比較研究」のあゆみ」
『上智大学イスラーム研究センター活動記録2006-2021』、上智大学イスラーム研究センター(編)、(SIAS Working Paper Series 43)、東京:上智大学イスラーム研究センター、2022年、32-36頁。
https://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/achievement/siaswps/siaswp43.html
「ミンダナオ戒厳令とイスラーム過激派 ―マラウィ市襲撃事件の構図」
『外交』44巻、2017年7月、86– 89頁。
http://www.gaiko-web.jp/archives/1476
「ミンダナオ紛争 ―和平への道のり」
『フィリピンを知るための64章』、大野拓司・鈴木伸隆・日下渉(編著)、明石書店、2016年、247-252頁。
https://www.akashi.co.jp/book/b276635.html
「1930年代フィリピンにおけるアメリカ人宣教師の出版活動とイスラーム ―『ラナオ・プログレス』とクルアーン解釈書」
『アジアのムスリムと近代(3) ―植民地末期の出版物から見た思想状況』、小林寧子(編著)、(SIAS Working Paper Series 26)、東京:上智大学アジア文化研究所・イスラーム研究センター、2016年、65-82頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/20161201035
「上智大学アジア文化研究所「東南アジア・キターブ・コレクション」(資料紹介)」
『上智アジア学』33号、2015年、215-220頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/00000036061
「南部フィリピン紛争 ―宗教的民族概念の形成と再定義をめぐって」
『アジア太平洋研究』39号、2014年、41-56頁。
http://repository.seikei.ac.jp/dspace/handle/10928/609
「『新しい黎明』 ―1960年代カイロのフィリピン・ムスリム留学生論文集邦訳・解説(1)」~「同(9)」
堀井聡江(訳)・川島緑(解説)、『上智アジア学』24-32号、2006-2014年。
(1) 24号、2006年、183-205頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/00000004685
(2) 25号、2007年、323-350頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/00000014170
(3) 26号、2008年、213-236頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/00000014183
(4) 27号、2009年、183-203頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/00000014401
(5) 28号、2010年、171-193頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/00000026498
(6) 29号、2011年、213-231頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/00000032397
(7) 30号、2012年、189-208頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/00000033350
(8) 31号、2013年、177-192頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/00000034273
(9) 32号、2014年、149-166頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/00000034889
「植民地の文明化と宗教的・民族的少数派 ―フィリピンのモロをめぐる「白人の責務」とイスラーム復興」
『国際文化関係史研究』、平野健一郎他(編)、東京:東京大学出版会、2013年、278-299頁。
http://www.utp.or.jp/book/b306512.html
「『バゴ・ア・マサBago a Masa』創刊号(1968)巻頭言」
『ジャウィ文字でつながる東南アジア・イスラーム世界:ジャウィ定期刊行物創刊号巻頭言』、新井和広(編)、(SIAS Working Paper Series 12)、東京:上智大学アジア文化研究所・イスラーム研究センター、 2012年。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/20161201005
「1950~60年代フィリピンのイスラーム知識人の国家観 ―アフマド・バシール著『フィリピン・イスラーム史』を中心に―」
『東南アジア ―歴史と文化―』40号、2011年、5-26頁。
https://doi.org/10.5512/sea.2011.40_5
「フィリピン―マイノリティ・ムスリムの政治統合問題」
『南部アジア』、山影進・広瀬崇子(編)、(世界政治叢書7)、東京:ミネルヴァ書房、2011年、112-131頁。
https://www.minervashobo.co.jp/book/b86781.html
「「マラディカ(自由)」と呼ばれたクルアーン ―ミンダナオのイスラーム写本に関する覚書―」
川島緑、アナベル・T・ギャロップ(著)、『東南アジア・イスラームの展開 ―知の革新と伝達の諸相―』、川島緑(編)、(SIAS Working Paper Series No. 9)、東京:上智大学アジア文化研究所・イスラーム研究センター、2011年、71-90頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/20161201003
「『回想録 ―アズハル大学および神護の都マッカのフィリピン人留学生覚書に寄せて』:邦訳・解説(上)」~「同(下)」
堀井聡江(訳)・川島緑(解説)、『上智アジア学』19-27号、2009-2011年。
(上) 27号、2009年、205-245頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/00000014402
(中) 28号、2010年、195-217頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/00000026503
(下) 29号、2011年、233-250頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/00000032398
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「ことばが誘うアジアとの出会い ―フィリピン語教育奮戦記」
『外国研究の現在と未来』、吉田研作(編)、東京:上智大学出版会、2010年、213-222頁。
https://shop.gyosei.jp/products/detail/5964
「ムスリム・マイノリティ問題」
『イスラーム世界マニュアル』、小杉泰・林佳世子・東長靖(編)、名古屋市:名古屋大学出版会、2008年、388-392頁。
https://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0594-4.html
「海外文献調査ガイド:フィリピン」
『イスラーム世界マニュアル』、小杉泰・林佳世子・東長靖(編)、名古屋市:名古屋大学出版会、2008年、523-524頁。
https://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0594-4.html
「上智大学アジア文化研究所図書室」
川島緑・赤堀雅幸・寺田勇文(著)、『アジ研ワールド・トレンド』138号、<特集 アジア地域関連コレクション ―わが国主要図書館の所蔵資料から>、2007年3月、18-19頁。
https://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Periodicals/W_trend/200703.html
「南部フィリピン・ムスリム社会の山賊と民衆―『恐るべきラナオの王』の反乱―」
『イスラーム地域の民衆運動と民主化』、私市正年・栗田禎子(編)、(イスラーム地域研究叢書 第3巻)、東京:東京大学出版会、2004年、101-126頁。
http://www.utp.or.jp/book/b297573.html
「1930年代フィリピン、ラナオ州におけるイスラーム改革運動 ―カーミロル・イスラーム協会設立をめぐって」
『東南アジアにとって20世紀とは何か ―ナショナリズムをめぐる思想状況―』、根本敬(編)、(AA研東南アジア研究 第6巻)、東京:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、2004年、229-254頁。
http://repository.tufs.ac.jp/handle/10108/119857
「東南アジア島嶼部における民族の対立と共存」
『新・地域研究のすすめ アジア文化編』、東京:上智大学外国語学部アジア文化研究室、2004年、61-67頁。
「南部フィリピン・イスラーム地域のジャウィ史料」
『歴史と地理 世界史の研究』、通巻576号、(山川出版社)、2004年、49-55頁。
「講演記録「フィリピンのウラマー ―私の経験」」
ウスマン・イマーム・シェイク・アル=アマン(著)、斎藤美津子(訳)、川島緑(解説)、『上智アジア学』22号、2004年、161-183頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/00000004651
「マラナオ語物語『バラプラガン』の社会像 ―ミンダナオにおける草の根イスラーム政治思想の探求」(研究ノート)
『外国語学部紀要』39号、(上智大学)、2004年、227-255頁。
https://dept.sophia.ac.jp/fs/pdf/kiyo39/09.pdf
「南部フィリピン紛争と市民社会の平和運動 ―2000年の民間人虐殺事件をめぐって―」
『国家・暴力・政治 ―アジア・アフリカの紛争をめぐって―』、武内進一(編)、千葉市:日本貿易振興機構アジア経済研究所、2003年、409-449頁。
https://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Books/Jpn_Books/Sousho/534.html
「序論 ―ジャウィ文書研究の可能性―」
『上智アジア学』20号、2002年、1-8頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/00000004585
「南部フィリピン紛争と市民社会の平和運動」
『アジ研ワールド・トレンド』9巻7号、2002年7月、36-38頁
「ミンダナオ危機とフィリピン社会」
『海外事情』53巻3号、拓殖大学会海外事情研究所、2002年3月、2-16頁。
「イスラーム:ムスリムってどんな人?」
『現代フィリピンを知るための60章』、寺田勇文・大野拓司(編)、明石書店、2001年、92-964頁。
https://www.akashi.co.jp/book/b64359.html
「少数民族:差別と搾取への抵抗」
『現代フィリピンを知るための60章』、寺田勇文・大野拓司(編)、明石書店、2001年、92-96、191-194頁。
https://www.akashi.co.jp/book/b64359.html
「フィリピンにおけるイスラーム運動と国家統合 ―マラナオ・ウラマーの社会改革運動をめぐって―」
『東南アジアにおける共存・共生の諸相』、(AA研東南アジア研究第5巻)、栗原浩英(編)、東京:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、1999年、59-79頁。
http://repository.tufs.ac.jp/handle/10108/119856
「フィリピン・ムスリム研究」
『東南アジア研究』37巻2号、1999年、194-209頁。
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/56715/1/KJ00000132126.pdf
「日本占領下ミンダナオ島におけるムスリム農民の抵抗 ―タンパラン事件をめぐって―」
『東南アジア史のなかの日本占領』、倉沢愛子(編)、東京:早稲田大学出版部、1997年、381-416頁。
http://www.waseda-up.co.jp/history/post-294.html
「『モロ族』統治とムスリム社会の亀裂」
『日本占領下のフィリピン』、池端雪浦(編)、東京:岩波書店、1996年、103-144頁。
https://www.iwanami.co.jp/book/b265086.html
「マイノリティとイスラーム主義 ―フィリピンにおけるムスリム身分法制定をめぐって」
『「イスラム原理主義」とは何か』、山内昌之(編)、東京:岩波書店、1996年、185-205頁。
https://www.iwanami.co.jp/book/b261875.html
「「辺境」マイノリティの覚醒 ―フィリピン、イスラーム政党の挑戦」
『イスラームに何がおきているか』小杉泰(編)、東京:平凡社、1996年、230-246頁。
https://www.heibonsha.co.jp/book/b158735.html
「サンボアンガ軍政を振り返って(岩本鐵男氏インタビュー記録)」
『インタビュー記録 日本のフィリピン占領』、日本のフィリピン占領に関する史料調査フォーラム(編)、(南方軍政関係資料 15)、東京:龍渓書舎、1994年、275-306頁。
「モロ族調査に関与して(古川晴風氏インタビュー記録)」
『インタビュー記録 日本のフィリピン占領』日本のフィリピン占領に関する史料調査フォーラム(編)、(南方軍政関係資料 15)、東京:龍渓書舎、1994年、307-324頁。
「「モロ族」 ―ムスリムの政治的覚醒」
『アジア読本 フィリピン』、宮本勝・寺田勇文(編)、東京:河出書房新社、1994年、271-277頁。
「戦後フィリピンにおけるイスラーム団体の発展 ―モロ国民主義に先行する政治的潮流」
『アジア研究』39巻4号1993年、85-130頁。
https://doi.org/10.11479/asianstudies.39.4_85
「南部フィリピンにおける公選制の導入 ―ムスリム社会の構造的変化をめぐって―」
『東南アジア―歴史と文化―』21号、1992年、116-141頁。
https://doi.org/10.5512/sea.1992.116
「フィリピンにおける国民統合体制の成立 ―1950年代ムスリム・エリートの役割を中心に―」
『アジア研究』36巻1号、1989年、41-88頁。
https://doi.org/10.11479/asianstudies.36.1_41
「東南アジア史学会第40回研究大会」(学界・研究動向)
『アジア・アフリカ言語文化研究所 通信』65号、1989年3月、32-35頁
http://repository.tufs.ac.jp/handle/10108/119854
「東と西 ―東南アジアのイスラーム写本美術にみる多文化交流―」
アナベル・T・ギャロップ(著)、川島緑(訳)、『多文化交流のなかのイスラーム:東南アジアの写本美術、物語、装いから ―2013年10月19日NIHU「イスラーム地域研究」主催国際シンポジウム講演記録』、川島緑(編)、(SIAS Working Paper Series 24)、東京:上智大学アジア文化研究所・イスラーム研究センター、2015年、3-22頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/20161201029
「「バヤンのクルアーン」とフィリピンの装飾イスラーム写本」
アナベル・T・ギャロップ(著)、川島緑(訳)、(「「マラディカ(自由)」と呼ばれたクルアーン ―ミンダナオのイスラーム写本に関する覚書―」、川島緑、アナベル・T・ギャロップ(著)、II)、『東南アジア・イスラームの展開 ―知の革新と伝達の諸相―』川島緑(編)、(SIAS Working Paper Series No. 9)、東京:上智大学アジア文化研究所・イスラーム研究センター、2011年、81-90頁。
https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/20161201003
「たわめども折れず ―大戦期フィリピン・ナショナリズムと日本の文化政策」
リカルド・T・ホセ(著)、川島緑(訳)、『文化のなかの植民地』、大江志乃夫他(編)、(岩波講座 近代日本と植民地 7)、東京:岩波書店、1993年、81-103頁。
https://www.iwanami.co.jp/book/b475739.html
『岩波世界人名大辞典』
岩波書店編集部、岩波書店、2013年。
【執筆項目】「アズィム・ウッディン1世」、「アブー・バクル」、「アマイ・パクパク」、「アミルバンサ、オンブラ」、「アラウィ」、「アリ」、「アロント、アフマド・ドモカオ」、「アロント、アラウヤ」、「ウルドジャー」、「カブンスワン」、「カムロン」、「クダラト」、「サベール、マミトゥア」、「サリービー、ナジーブ」、「ジャマル・ウル・キラム2世」、「スライマン」、「タワンタワン」、「ディマカリン」、「バギンダ」、「ハサン」、「バシール、アフマド」、「ハシム、サラマト」、「ピアン」、「ブイサン、カピタン・ラウト」、「ブトゥ、アブドル・バキ」、「ペンダトゥン、サリパダ」、「マシャイカ」、「マタラム、ウドトグ」、「マフール、セザール」、「マフドゥム」、「ミスアリ、ヌル」、「ムティラン、マヒド・ミルアト」、「ムラッド、イブラヒム」、「ラカンドゥラ」、「ルクマン、ラシッド」
https://www.iwanami.co.jp/book/b256659.html
https://www.iwanami.co.jp/book/b266269.htmll
『新版 東南アジアを知る事典』
桃木至朗他(編)、平凡社、2008年。
【執筆項目】「ジャウィ」(184-185頁)、「モロ」(458-460頁)、「フィリピン:宗教と社会<イスラームとムスリム社会>」(643-644頁)。
『岩波イスラーム辞典』
大塚和夫他(編)、岩波書店、2002年。
【執筆項目】「アブ・サヤフ」(39頁)、「オンピア党」(235頁)、「トリポリ協定」(687頁)、「フィリピン・ムスリム協会」(836頁)、「マラナオ人」(930-931頁)、「ミスアリ、ヌル」(944頁)、「ムスリム・ミンダナオ自治区」(973頁)、「モロ・イスラーム解放戦線」(1010頁)、「モロ民族解放戦線」(1011頁)。
『イスラーム世界事典』
片倉もとこ他(編)、明石書店、2002年。
【執筆項目】「オンピア党」(156頁)。
『新イスラム事典』
佐藤次高他(編)、平凡社、2002年。
【執筆項目】「モロ民族解放戦線」(505-506頁)。
『政治学事典』
猪口孝他(編)、弘文堂、2001年。
【執筆項目】「モロ民族解放戦線」(1087-1088頁)。
『日本大百科全書(ニッポニカ)』
(電子版)、小学館、2000年。
【執筆項目】「モロ民族解放戦線」
『世界民族問題事典』
松原正毅他(編)、平凡社、1995年。
【執筆項目】「国民統合委員会(CNI)」(426頁)。
『フィリピンの事典』
鈴木静夫・早瀬晋三(編)、同朋舎、1992年。
【執筆項目】「カリンガ族」(101頁)、「ピースパクト」(289頁)。
「死と終末の語りによる社会道徳の啓蒙:米国統治期ミンダナオの『来世の物語』にみる民謡歌手の意図」
東南アジア学会第103回研究大会、パネル「東南アジアのイスラーム書にみる「天国と地獄」:死生観および社会道徳観への影響」、2021年12月4日、龍谷大学(京都市)。
【要旨】『東南アジア学会会報』116号、2022年5月、26頁。
東南アジア学会会報
「19世紀~20世紀初頭ミンダナオ島ラナオ地方における紙の流通:イスラーム写本に使用された紙の検討を通じて」
東南アジア学会第101回研究大会、2019年11月23日、静岡県立大学(静岡市)。
【要旨】『東南アジア学会会報』112号、2020年5月、24頁。
東南アジア学会会報
「19世紀~20世紀初頭ミンダナオ島ラナオ地方における紙の流通:イスラーム写本に使用された紙の検討を通じて」
東南アジア学会関東地区例会、2019年10月5日、早稲田大学(東京)。
【要旨】関東地区例会ホームページ
http://kantoreikai.blog.fc2.com/blog-category-28.html
「イスラーム・ネットワークのなかのミンダナオ ―写本と口承からみるサイイドナー・ムハンマド・サイドの旅(19世紀初頭)―」
東南アジア学会第97回研究大会、2017年6月3日、広島大学千田未来創生センター(広島市)。
【要旨】『東南アジア学会会報』107号、2017年11月、15頁。
東南アジア学会会報
「19世紀初頭東南アジアのイスラーム・ネットワークのなかのミンダナオ:写本と口承からみるサイイドナー・ムハンマド・サイドの旅」
東南アジア学会関東地区例会、2017年4月8日、東京外国語大学本郷サテライト(東京)。
【要旨】関東地区例会ホームページ
http://kantoreikai.blog.fc2.com/blog-category-22.html
「ミンダナオからマッカへ ―写本からみるイスラーム学者の旅」
日本イスラム協会公開講演会『東南アジアのイスラーム―知の伝統とネットワーク』、2016年1月30日、東京大学(東京)。
「南部フィリピン紛争 ―民族・宗教間の対立と共存」
2013年度成蹊大学アジア太平洋研究センター主催連続講演会『再考・アジアの戦争 ―私たちは何を学ぶべきか』第4回、2013年12月14日、成蹊大学(東京)。
【要旨】「講演会報告」(石塚和孝・羽石幸咲)、CAPS Newsletter、2014年1月、4-5頁。
https://www.seikei.ac.jp/university/caps/assets/docs/newsletter/no121.pdf
「マイノリティ・ムスリム研究のアプローチと展望」
南山大学アジア・太平洋研究センター主催、セミナー「東南アジアのマイノリティ・ムスリム」、2011年2月28日、南山大学(名古屋市)。
【要旨】「セミナー報告」(小林寧子)、『アジア・太平洋研究センター報』6号、2012年、59-67頁。
http://rci.nanzan-u.ac.jp/asiapacific/ja/journal/item/bn06.pdf
「フィリピンのムスリム、イスラーム研究:主要研究とそのパラダイム」
セミナー『東南アジア・イスラーム研究の新しい展開へ向けて』、南山大学アジア・太平洋研究センター主催、2010年2月22日、南山大学(名古屋市)。
【要旨】「セミナー報告」(小林寧子)、『アジア・太平洋研究センター報』5号、2011年、99-111頁。
http://rci.nanzan-u.ac.jp/asiapacific/ja/journal/item/bn05.pdf
「フィリピン・ムスリムの政治統合問題」
第15回日本マレーシア研究会(JAMS)研究大会、第3セッション:マレー世界における分離独立運動の諸相―解決する紛争、しない紛争」、2006年12月3日、立教大学新座キャンパス(埼玉県新座市)。
【要旨】「セッション報告」(市川哲・伊賀司)、JAMS News, No. 37, 2007年3月、11-13頁。
http://jams92.org/pdf/NL37/37(08)_ichikawa_iga.pdf
「フィリピンにおけるイスラーム国家建設運動 ―モロ・イスラーム解放戦線のイデオロギーと戦略」
アジア政経学会2006年度東日本大会、共通論題I:東南アジアにおけるイスラームの新展開、2006年5月27日、東海大学湘南キャンパス(神奈川県平塚市)。
【要旨】「大会参加記」(金子芳樹)、『アジア政経学会ニューズレター』26号、2006年9月、2-3ページ。
https://www.jaas.or.jp/pages/publications/newsletter/newsletter26.pdf
「モロ民族革命前夜ミンダナオ島ラナオ地方におけるイスラーム知識人の社会変革運動 ―1960年代のマラナオ語、アラビア語出版物からみるウラマーの論理と戦略」
東南アジア史学会第74回全国大会、2005年12月10日、上智大学(東京)。
【要旨】『東南アジア史学会会報』84号、2006年5月、9-10頁。
東南アジア学会会報
「米国統治下ミンダナオ島ムスリム社会の山賊と民衆 ―実体と英雄イメージの形成をめぐって」
歴史学研究会(近代史部門)月例会、2005年4月10日、世界史研究所(東京)。
「南部フィリピン・ムスリム社会の山賊と民衆 ―『恐るべきラナオの王』の反乱―」
東南アジア史学会関東部会月例会、2003年1月25日、早稲田大学(東京)。
「見えない仕切りを開けて ―ジャウィ文書研究の意義と課題―」
東南アジア史学会第68回大会会員自由企画シンポジウム1『ジャウィ文書研究の可能性 ―壁としてのジャウィ、橋としてのジャウィ―』、2002年12月1日、岡山大学(岡山市)
【要旨】『ジャウィ文書研究会ニューズレター』8号、2002年12月、5-11頁。
https://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/past/jawi-study/publications/pdf/jsgnl008.pdf
【要旨】「シンポジウム要旨」(西芳実著)、『東南アジア史学会会報』78号、2003年5月、15-16頁
東南アジア学会会報
「南部フィリピン紛争の政治的解決過程 ―1990年代以降における社会・国家・国際レベルの活動の関連性―」
アジア政経学会第56回全国大会・分科会3「民族・宗教対立と地域紛争」、2002年10月26日、神戸大学(神戸市)。
「南部フィリピンにおけるイスラーム民族主義の源流 ―1930年代米国統治継続請願に見るウラマーの論理と戦略――」
イスラーム地域研究プロジェクト1、2班主催『セミナー:東南アジアのイスラームと政治』、2001年7月22日、上智大学(東京)。
「フィリピンにおけるイスラーム復興と国家統合 ―『辺境』マイノリティの立場から―」
日本イスラム協会主催公開講演会・シンポジウム『東南アジアのイスラム』、1995年11月11日、慶応大学(東京)。
「フィリピン・ムスリムの日本占領への対応」
シンポジウム『東南アジア史のなかの日本占領 ―評価と位置づけ』、1995年11月4日、湘南国際村センター(神奈川県)。
「イスラーム復興と国家統合 ―フィリピン南ラナオ州の政治変動―」
アジア政経学会月例研究会、1995年9月30日、霞山会館(東京)。
「フィリピン・ムスリムの国民統合問題と宗教 ―1950-60年代におけるイスラームのネットワーク形成をめぐって―」
東南アジア史学会第48回研究大会、シンポジウム『東南アジアにおける宗教と国民統合』、1992年12月6日、千里ライフサイエンスセンター(大阪)。
【要旨】『東南アジア史学会会報』58号、1993年5月、10頁
東南アジア学会会報
「フィリピンにおけるブローカー依存型国民統合体制の成立 ―1950年代ムスリム―エリートの役割を中心に―」
東南アジア史学会第42回研究大会、1989年12月2日、早稲田大学(東京)。
【要旨】『東南アジア史学会会報』52号、1990年5月、6-7頁。
東南アジア学会会報
「フィリピンにおけるブローカー依存型国民統合体制の成立 ―1950年代ムスリム―エリートの役割を中心に―」
東南アジア史学会関東地区例会、1989年10月28日、上智大学(東京)。
『ミンダナオのイスラーム学者の書斎:フィリピン、マラウィ市アッサディーク図書室所蔵シェイク・ムハンマド・サイド・ビン・イマム・サ・バヤン・コレクションに関する解題付目録と論考』(Occasional Papers No. 27)
オマン・ファトゥフラフマン、川島緑、ラビ・サリップ・リワルン編、左記編者+アナベル・T・ギャロップ、エルファン・ヌルタワブ著。
東京:上智大学アジア文化研究所、2019年、xxiv, 462頁。(©IAAMES, Sophia University)
著者所属先
※所属・職名等は刊行当時のものです。
英文書誌情報
内容紹介
ある社会で読まれ、伝えられてきた書物は、人々が何に関心を持ち、どのような知識を蓄え、創り出してきたかを物語る貴重な資料です。フィリピン史研究では、スペイン支配下フィリピン社会における書物の生産・流通や、それらが知識人に与えた影響に関する研究が行われ、19世紀末のフィリピン民族主義運動指導者ホセ・リサールの生家の書斎に置かれていた書物や、それらが若き日のリサールに与えた影響も検討されてきました。
これに対し、同時期のフィリピン南部、ミンダナオ島やスールー諸島のムスリム(イスラーム教徒)の知識人がどのような書物を読み、何に関心を持っていたかに関する研究はほとんどありません。そのため、20世紀半ば以前のフィリピンのムスリムの知的活動はほとんど知られておらず、東南アジアの他の地域におけるこの分野の研究に比べて大きく後れをとっています。その一因は、手書き写本を中心とするこの地域の古い書物が体系的に保存、集成されておらず、利用が難しいことですが、その背景には研究者の側の関心不足という問題があります。
これらの問題を克服するためには、まず、現地で保存されてきた書物を探し、目録を作成して広く利用に供する必要があります。さらに重要なのは、これらの書物を様々な観点から詳細に検討し、東南アジアの他の地域や南アジア、中東の書物との比較を通じて新たな価値を見つけ出し、その結果を広く多くの人と共有することです。
このような必要性にこたえるため、私は2007年以来、フィリピン内外の研究者の協力を得て、フィリピン、南ラナオ州バヤン町の宗教指導者、シェイク・ムハンマド・サイド・ビン・イマム・サ・バヤン(1902年頃生、1974年没)のイスラーム書コレクションの調査研究を行ってきました。本書は長年にわたるこの研究の成果であり、同コレクションに所蔵されているイスラーム写本の内容を詳しく紹介するともに、これらの資料を利用した論考や報告を収録しています。フィリピンのイスラーム研究の新たな分野を切り開く先駆的研究として、本書が多くの人に利用され、この分野の研究の発展に貢献することを願っています。
目次
序文: 川島 緑
メッセージ: ウスマン・イマム・シーク・アル・アマン
付録A – K
人名索引、事項索引
本文(英語)はこちら
準備中。